『【就活の基本シリーズ③】面接本番でのマナー編 』に関してまとめます。
巷に溢れる情報に就活生が惑わされないように、管理人が真面目にリサーチして、客観的な視点でお伝えするシリーズの第③弾です。
面接本番のマナーに関して
就活サイトが言っていることを全てやる必要はありません。
本当に基本的な大原則だけ押さえておけば、面接官に悪い印象は与えません。マナーとしてはそれで十分です。考えてもみてください。面接官は普通の会社員です。彼らはマナー講師でしょうか?マナー講師に書かせた就活サイトの記事の項目全部を逐一チェックしていると思いますでしょうか?
本シリーズでは、就活の基本マナーをまとめました。
結論ファースト
面接中はこれだけは必ず守りましょう。逆を言えば、これで十分です。
- ①「失礼します」と爽やかに力強く入室
- ② 言葉遣いは丁寧に、失礼のないようにを心掛ける
- ③ 無意識に出てしまう喋り言葉に注意
- ④ 自分の癖に注意
絶対守るべき鉄則3つ
入手時のマナー
- ノックの回数
2、3回普通にすればOK。
小さすぎても、早すぎてもダメ。
そんなことより、「失礼します」と爽やかに力強く入室する方が100倍重要。
- お辞儀
入室後は、お辞儀。
人に道を譲ってもらった時にするような会釈よりは深く頭を下げる。
きをつけの姿勢からそれくらい頭を下げたらそれでよいです。
- その他
手の位置やら角度やらにこだわり過ぎることはありません。
言葉遣いのマナー
自分の敬語に対する理解をサクッと確かめたいのなら、このページがよくまとまっています。面接前に一読しておくとよいでしょう。
知らないと困る!面接で言葉遣い・敬語のチェックリスト20 (リンク先:賢者の就活)
ここら辺は、こだわり出したらキリがありません。「かしこまりました」が出てこず「わかりました」と言っても減点にならないし、「伺ってもよろしいですか」が「お聞きしてもよろしいですか」となってしまうこともあるでしょう。ただし、これもまた「この子は丁寧に、失礼のないように気を使っているな」と面接官に伝わることの方が重要です。
もっと気を付けるべきなのは無意識に出てしまう喋り言葉です。学生は何とも思わないかと思いますが、社会人の大人からしたら鼻につく表現と無難な言い換えを思いつく限り列挙しておきます。
- ~的には(私的には、~さん的には)→ ~としては
- 目上の人に了解しましたはダメ→ 承知しました
- 社員さん、社員の人→社員の方(かた)
- ~ですかね→肯定なら~ですと言い切る。疑問なら~でしょうか?
- 話始めの「まぁ」、語尾の「~でぇ」→言ってはいけない
- 学生間のノリでのみ使う表現は注意
- 例)Webテ →Webテスト
- 例)「お祈りされました。」→「合格できませんでした」
それでも社会人の言葉遣い(敬語)が難しいという学生さんに1つだけ小技をお伝えすると、柔らかな優しい口調で話せば、少々言葉が乱れていても、聞き手の印象としては悪くなりません。
その他マナー
- 見た目・身だしなみ
【就活の基本シリーズ①】を参照
- 自分の癖
貧乏ゆすり、緊張すると口の周りをなめる、髪をいじる、顔を触る、目をしばしばさせるなどの癖がある人は要注意。
過去に人前で話した時の経験をよく思い出してみましょう。もし、終わった後挙動不審だったと言われたことがあるなら、要注意。
気になる人は周りの人に聞いてみましょう。
面接でのマナーをいかに修正するか
結局気を付けるべき点を意識したとしても、本当に出来ていたのか、他におかしなことをしていないのかはわからないままです。解決策を1つお伝えしましょう。
- 面接官からのフィードバックを貰う
もし自分の立ち振舞に対する面接官からのフィードバックが貰えれば、それは大変参考になります。
インターンに合格するとインターン本番で面接官と再会する可能性があります。しかも懇親会の場で、一対一で話す機会すらあるかもしれません。幸運にもそういったチャンスが転がってきた学生は必ず活かしましょう。
面接官は自分が通した学生のことは覚えていますし、少し打ち解ければ普通に先輩のように接してくれる人もいます。マナーや志望動機の内容に対するフィードバックなど実際に面接をした面接官にしか聞けないことをしっかり聞いてきましょう。
こういう本当に役に立つテクニックは就活サイトには書いていません。しかし、要領のよい学生は自然とやってのけます。就活強者に入れる賢い戦略を考えましょう。
CAを目指す人、ホテルなどで接客がある職種を受ける人は特別なマナー対策をした方が良いです。そんな就活生はこの記事の読者対象としていません。
まとめ
『【就活の基本シリーズ③】面接本番でのマナー編 』に関してまとめました。
面接中のマナーとしては以下を絶対守りましょう。
- ①「失礼します」と爽やかに力強く入室
- ② 言葉遣いは丁寧に、失礼のないようにを心掛ける
- ③ 無意識に出てしまう喋り言葉に注意
- ④ 自分の癖に注意
言葉遣いや挙動については相手に失礼のないようにという自分の意識が伝われば十分です。
もし面接後に面接官と話す機会があれば、面接のフィードバックを聞きましょう。実際に対峙した社会人から見たマナーや発言内容に対する意見は何よりも参考になります。