『【就活の基本シリーズ①】見た目・身だしなみマナー編 』に関してまとめます。
巷に溢れる情報に就活生が惑わされないように、管理人が真面目にリサーチして、客観的な視点でお伝えするシリーズの第1弾です。
見た目・身だしなみマナーに関して
就活サイトや情報サイトが言っていることを全てやる必要はありません。
彼らもビジネスでやっていますので、提灯記事(裏ではお金をもらって、紹介してもらうステマ記事のこと)で無駄に就活生を煽り、混乱させている情報が散見してます。就活は見た目が9割だったり、落ちる人の特徴(身だしなみ)を強調していたり‥‥そんな記事をみたことはあるでしょう。
情報をまとめるのは自由ですが、高額な商品を紹介したり、情報商材などを販売して就活ビジネスを行う輩は、本当にやめていただきたい。そんなサイトに惑わされて、就活生が貴重な時間とお金をロスすることはあまりにもったいないです。
本シリーズでは、就活の基本マナーをまとめました。
👇 シリーズ
【就活の基本シリーズ①】見た目・身だしなみマナー編
【就活の基本シリーズ②】面接本番(会場到着から退出)のマナー編
結論ファースト
記事の結論を述べると、以下の通り。
- 就活で見た目・身だしなみは大事
- 悪目立ちをするな・差をつけるのはそこではない
就活で見た目・見出しなみは大事
店員が無精ひげ生やしてたり、服がシワシワなレストランで食事したいでしょうか?鼻毛が出ている営業マンから商品を買いたいと思いますでしょうか?就活では人前に立って恥ずかしくない身だしなみをしなくてはなりません。
就活に関わらず、身だしなみを完璧にできている人って、案外少ないと思います。美人でメイクやファッションにこだわっている人でも、歯に口紅がついている、足首にストッキングのしわができている、服にしわがついているといった人を結構見かけます。
ということで、普段から見た目に気を使っている就活生も、見た目なんか気にしてない就活生も、誰もが押さえておくべき就活用の基本の身だしなみを見ていきましょう。
髪型について
引用)メンズヘアカタログ
髪型について言うなら結論、メンズは、前髪は眉毛が完全に出るくらい短め、横は耳を完全に出す。女性は…知らん。すまん(笑)。
管理人は男だから、あれこれ言える立場じゃないし。女性については、管理人がともに選考に進んだ女子学生を観察してきた成果から言うと、ロングの人は前髪をピンで止めて、後ろは一つくくりといういわゆる就活生っぽい髪型の人が多かったです。
ハーフアップはたまにいるかなーって感じ。気合入れてCAみたいにガッツリまとめてる人はいなかった。女子力高めのフワフワパーマみたいなのもいなかった。まあ、女性の方は他のサイト見てください(笑)。
さて、メンズを前提として話を戻しましょう。
地味でありふれた就活生っぽい髪型でいいです。
変にキメてやろうと思ってチャラく見えるという余計なリスクを冒さない方がよいです。夏らしくツーブロックで爽やかにしてやろうかとか、オールバックでビシッとキメてやろうかとか考えなくてよいです。年配の社員の人ほどチャラさが鼻につくという人が多いので、変に悪目立ちするのを避けるのが無難です。
「就活・髪型・メンズ」と検索をかけると、美容系のサイトが上位に出てくるので注意。それっぽい髪型を並べているだけで、結構ファンキーな髪型も混じっています。管理人が探した中では、以下の記事がベスト。
👇 髪型のさらに詳しい説明は以下の外部サイトを参照
スーツについて
結論としては、黒系で一式5万円くらいのものを買っておけば十分。
- 無難なスーツ
繰り返し言うように、無難が一番。ストライプや紺色、グレーのスーツで就活をしたらダメということはありません。実際にそういうスーツの就活生もいました。しかし、無難が一番です。
日系の大企業をしきってるのは結局のところ50代以上のオッサンたちです。そんなオッサンたちにはオシャレさをアピールするより、素直で従順そうな若者であることをアピールする方が何倍も効果的です。
- 安物過ぎるスーツはNG
値段を5万くらいとしたのは、あまりに安物ですぐに痛むと困るからです。就活のピーク時は毎日スーツを着て一日活動するということはザラです。
高級品を買う必要はありませんが、それくらいの使用に耐える強度は必要は必要です。青山やらはるやまのような店でも一式5万くらいのものを買えば十分です。
無地・黒系は一歩間違えると喪服になるので、難しいところ。おしゃれな方は自己チョイスしてくれて構いませんが、理系院生で絶望的にダサい人が多数いたので、ファッションセンスのない学生にむけて、無難を強調しておきます。
身だしなみについて
とりあえず以下の点を必ずチェックしましょう。
- ① 靴を磨け
- ② スーツのシワ、ホコリ、フケは落とせ
- ③ 髭、寝癖、鼻毛、爪に注意
- ① 靴を磨け
実は学生がかなり見落としがちですが、大人から見られています。わざわざアドバイスとして言ってる人事の人もいました。靴磨きセットを買って、一週間に一度くらいは手入れをしよう。
- ② スーツのシワ、ホコリ、フケは落とせ
これも油断すると、不潔、だらしないといった印象を与えてしまいます。スーツを脱いだらブラシをかけ、きっちりカバーをかけて保管するという習慣をつけましょう。
- ③ 髭、寝癖、鼻毛、爪に注意
寝癖や鼻毛なんて論外ですが、理系だと意外といるもんです(管理人は理系出身)。爪はうっかり切り忘れてて伸びてしまったということはよくあります。就活中はこまめに切ることを意識しましょう。
悪目立ちをするな・差をつけるのはそこではない
結論、髪型やスーツの選択は、いわゆる就活生っぽい没個性的な無難なものでよいです。
ITベンチャー、アパレル業界、美容業界、広告代理店などは話が違うでしょうが。ただ、日系大手(多くの外資も含む)では悪目立ちをしないことの方が重要です。
記事にまとめた見た目・身だしなみマナーを守りさえすれば、あとは限られたコスト(時間・お金)をどう使うかの方が重要です。時間・お金をかけるべきでないことに無駄に時間を浪費し、落ちまくった挙句「日本の就活はおかしい」、「就活落ちた日本死ね」などと言わないように(笑)。
内定を取った気になってオシャレなビジネスマンの自分を妄想するくらいだったら、企業研究や勉強などやるべきことに時間を使いましょう。就活で見た目は大事だが、無駄な時間・お金はかけずに無難なスタイルにしておけば、それが理由で差がつくことはありません。
まとめ
『【就活の基本シリーズ①】見た目・身だしなみ編 』に関してまとめました。
- 就活で見た目・身だしなみは大事
- 悪目立ちをするな・差をつけるのはそこではない
就活生は「ネクタイの色は?」、「時計はした方が良い?」などなど色々な情報に惑わされてるかと思いますが、記事のポイントを守っていただければ、その他は自己判断で構いません。
ただ面接官が見ているのは、見た目・見だしなみマナーを守った先にある、中身。外面ばっかりコストをかけていてもしょうがないよ。中身で勝負しましょう。