今回は『 短時間で得点を上げるテクニックと裏技 』を述べます。
と言っても、本格的に学力を上げるための対策ではなく、一時間で大きく点を伸ばすテクニックです。冬インターンの選考真っただ中で、初めてテストを受ける人が多いでしょう。就活のテストは問題から受験する環境まで特殊です。
何も知らずに特攻すると、まず爆死すると考えてよいでしょう。一方で見方を変えれば、多くの人が情報不足で大きく失点するのですから、ポイントを押さえて失点を防ぐだけで相対的に有利になると言えます。
何も考えずに“適性検査開始”ボタンを押し、ちっとも得点できないまま終わるという愚かな事態が起きぬように、テストを受ける前に一時間程度あれば得点を上げられる方法まとめました。
結論ファースト
テストまで対策時間がないのなら、以下3点意識しましょう。
- テストの種類を調べ、事前に問題の形式を把握
- WEBテストは替え玉、協力プレイはやり放題
- 捨てる問題を正しく選べば得点UP
テストの種類を調べる
就活の適性検査にはいくつか種類があります。就活を始めたばかりの人でも、SPIという言葉は聞いたことがあるのでは?SPIは本選考でよく使われるテストの1種です。
一口に就活における適性検査と言っても形式がかなり異なります。英語のテストと言ってもTOEICやTOEFL、英検があるみたいなものです。
事前に出題形式を知り、例題を解きながら時間配分を考えるだけで、どの種類のテストなのか知らずに特攻するのに比べて大幅に得点が伸びます。
テストの種類
本当はいくつか種類がありますが、ここでは最もメジャーなもの2つを紹介します。
玉手箱
自宅で受けるタイプで言語(国語)・計数(算数)・英語の3科目が一般的です。
受験開始画面で玉手箱とすぐにわかるし、例題をやってみて、ヤバいと思えば本試験に進むのを中断しても大丈夫だ。例題終了後、画面を閉じても大丈夫だ。
こんな感じの画面なら玉手箱です。
国語の主題形式はこんな感じです。
1つの問題文につき小問4つ。小問1つごとに文章が与えられ、その内容が[A] ~[C] のいずれに該当するか選びます。
[A] 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい。
[B] 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている。
[C] 本文だけでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない。
計数は基本的に表やグラフを読み取って、問に答えます。
英語は国語と同様、問題文を読み、小問に答える。1つの問題文につき小問は3つ。聞かれることは色々あります。
SPI
企業のマイページから適性検査に進み、こんな画面が出れば、それがかの有名なSPIです。
所定のテスト会場で日時を予約し、そこのパソコンで受験します。
問題の例題についてはここが詳しいです。テストのURLで見分ける方法が、確実ですね。
WEBテスティングサービス
SPIの自宅受験版(会場に行かず、各自が好きな場所で受ける)です。アドレスがhttps://arorua.net/で、上記のSPIのような画面であればこのテストです。
事前に練習するか、裏技の使用を検討する
さて、テストの種類がわかったら、対策あるのみです。賢明なる皆さんは薄々察しておられでしょう…
そう、自宅で受けるタイプならお試し受験と替え玉が出来ます!
受けたい企業の適性検査の種類が玉手箱やWEBテストの場合、本番前にもう一つアカウントを用意し、それで練習すればよいです。大学のメールアドレスが必要などの理由で、アカウントを簡単に作ることができない場合は、あなたの受ける企業に全く興味がない友達に協力してもらってアカウントを作り、そこで受けてみればいいです。
まあ、自分で適当な名前や学校名で作ってもいいのですが、それは自己責任でやって頂きたい・・。
てか、友達にそんなの頼むんなら、初めから賢いアイツに解いてもらおう…
実際、それも可能です!
これまた色々自己責任でやってもらいたいです。ただ、一言いっておくと、相当多くの人がやってます、ハイ。
自力で解くという人は、次で説明する各テストごとのコツを見ながら事前に軽く練習するとよいでしょう。コツを抑えるだけで得点は上げられます。自信がない人は替え玉受験or友達と協力プレイをしましょう。
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各テストごとのコツまとめ
玉手箱のコツ
言語・計数・英語のいずれも時間が足りない。正答率は関係ないので、残り一分になれば最後の問題まで適当に解答してしまうこと。一問ごとに画面が切り替わり、前の問題には戻れないのが注意点。
玉手箱の練習テキストはこれがおすすめ。
玉手箱数学
玉手箱を真面目に受ける場合電卓がないと死にます。確実に。それも関数電卓でないと意味がないです。だって普通の電卓ならa/(b+c)っていう計算できないでしょ?。持っていない就活生は、スマホアプリで取って、ちょこっとタイピング練習しておきましょう。
玉手箱国語
国語は大学受験では出なかったパターン
[A] 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい
[B] 本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている
[C] 本文だけでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない
という聞き方の意図に慣れるまで苦労するでしょう。
設問文の内容と同じこと、あるいは言い換えたことであれば[A] です。[B] は明らかに間違っている場合のみ選びましょう。例えば本文に「就活の面接でうそをつく学生が多い」とあるのに、設問文で「就活の面接では全ての学生が正直に答える」と書いてあるなら[B] です。難しいのはCで、たとえ設問文に正しいことが書いてあっても、本文で言っていなければ[C] となります。
玉手箱英語
問題文が割と難しい上に、圧倒的に時間が足りません。辞書を引いてる暇なんてなし。どうせ全問ちゃんと読んで答えるなんて無理です。したがって、本文が長ければテキトーに解答して次の文に行き、短い文の問題をちゃんと読んで答えるとよいでしょう。同じ数の問題しか解かないのに、本文を読むのに時間をかけるなんて無駄です。この時間配分の調整だけで3~6問は多く正解できます。
WEBテスト・SPIのコツ
こっちのテストはその時の出来具合に応じて出題される問題が変わります。正答率が高ければ難しいも問題が出されるようになるし、低ければ簡単な問題が出されるようになります。よって、問題の難易度は気にしないこと。計数の論理の問題が一番厄介なので、これだけは事前に練習しておくとよいでしょう。玉手箱ほど数字の計算が厄介ではないので、普通の電卓があれば十分です。
テストセンターで受ける場合は完全に実力勝負ですが、WEBテストの場合は練習受験、替え玉は可能です。
SPIは本気で対策するならこのテキストが絶対おすすめ。難しめの問題が掲載されていて、このテキストをスラスラ解けるようになれば本番でも絶対大丈夫です。
「いきなり難しい問題は解けないかも…」と思う人はまずこちらをやるといいでしょう。このシリーズは比較的易しめの問題が多いです。
まとめ
『 短時間で得点を上げるテクニックと裏技 』をまとめました。
- テストの種類を調べ、事前に問題の形式を把握
- WEBテストは替え玉、協力プレイはやり放題
- 捨てる問題を正しく選べば得点UP
これで爆死する確率が少しでも下がったのではないでしょうか。実はさらなる裏技として、”webテストの答えを買う”という手もあるのですが、それは次回の記事に取っておきます。