理系学生であれば、学生実験のサポート役としてTAを頼まれる機会も多いと思います。
今日は『 TAの仕事内容から時給 』まで現状をまとめます。
結論ファースト
記事の結論は以下の通り。
- 理系院生のTAは、学生実験の準備・片付け・指導メイン
- 仕事はいつもの実験の延長戦上で楽
- 時給は1000円だが、実働時間は短い
TAとは?
TAとは、Teaching Assistant の略で、大学院生が指導教官の授業準備や補助業務を行うことです。ちなみに学部生の場合は、SA :Student Assistantといいます。
理系の場合、後輩の学生実験 などでTAとしてアシスタントする機会が生まれます。
TAのお仕事(学生実験編)
TAの仕事内容は、主に学生実験の準備や片付け、そして実験中の学生達の指導です。
実験素材や・試薬の調整・器具の準備など、実験の下準備は、TAで準備します。
学生の研究室まで運ぶには大変ですが、その他の準備自体は普段の研究の延長線上で行えています。当日の進行は研究室毎に違うのですが、一度TAの代表が実験の流れを全員に説明し、その後は個人(又は数人のグループ)毎に分かれた学生達をサポートします。
TAのお仕事は忙しい・楽?
TAの仕事は、「楽(らく)」でした。
サポートといっても、偉そうに立っているだけです。もちろん質問されたら答えなければいけないのですが、基本的には後輩達と雑談しています。
仕事内容がいつもの延長線な上、なかなか時給が良いのです。さらに通勤もなく、服装もいつも通りで良い、ボスが研究室の先生であるので、半ばお手伝い感覚です。
TAの時給は?
さらに・・・・「時給が発生します。」
TAの時給は、管理人の大学では1時間1000円です。
(※SA時代の時給は880円でした)
他の国立大の院生の友達に聞いたら、時給は1100円でした。
ネットでも軽く調べてみたのですが、国立大の場合は1000円前後かなという感じです。ただ、医学部など専門の学部によっては、すごく高いところもあるようです。
TAの実働時間
貰っている額に対して実働時間は短いです。
というのも、働く時間・作業内容をあらかじめ書き、大学側に提出するためです。例えば9時間と書いていれば、6時間しか働いていない場合も9時間の時給が貰えます。
大学側に提出する申請書の監査も緩いのです。(明らさまな嘘はダメですが…)実験は長引く場合がある為、どの研究室も余裕のある時間(多少盛って)申請を出しています。
多少グレーな一面もありますが、TAのバイトは楽で時給も高く、「ウマウマなバイト」
まとめ
理系学生が経験するであろう、『 TAの仕事内容から時給 』ををまとめました。
- 理系院生のTAは、学生実験の準備・片付け・指導メイン
- 仕事はいつもの実験の延長戦上で楽
- 時給は1000円だが、実働時間は短い
もちろんバイトといいながらも、ほぼ自動的にさせられます。しかし条件が良いだけに、断る理由もあまりないのではないでしょうか。
都内理系大学院に通っていましたが、修士はTAなしでした。
博士が駆り出されていて、いくら貰っていたのか気になります。