22卒の就活スケジュールが3月説明会開始、6月面接解禁。21卒と同じスケジュールに正式決定。経団連のオッサンが前に会見で発表しましたね。「採用の多様化や新型コロナウイルスの影響含めてどうなることか」とひやひやしていた22卒就活生の皆さん、おめでとう。
そういう訳で今回は、21卒の就活スケジュールどんなにカツカツだったか、情弱・のんびり屋は死亡確実ということを、現役就活世代に語っていただきます。
結論ファースト
記事で伝えたいことは以下になります。
- 早めに出来ることはドンドン進めておけ
- 2月で企業研究とテスト対策を終わらす
- 3月以降は死ぬほど忙しいから最終調整のみ
- 早いとこは4月から面接開始
22卒就活生も過密スケジュール
【22卒の3月以降のスケジュール】
引用)リクナビ2022
- 3月1日:マイページがオープンして個別説明会の予約開始
- 3月中:連日個別説明会が開かれる。
- 3月末:選考が早い企業はESの〆切が3月末
- 4月上旬~中旬:多くの企業でESと筆記試験の〆切。早いところは面接開始
- 4月下旬~5月上旬:ESと筆記試験の〆切が一番遅いとこでこの辺
- 5月中旬:普通に面接が進み、内定が出始める(もちろん外資じゃなくて日系企業だ)
- 5月末:6月1日から面接開始する企業に取られないよう、先に内定を出す企業が増える
- 6月1日:ちゃんと経団連のルールを守る企業の面接がスタート
- メチャクチャ過密スケジュールなのがわかるでしょ?
このスケジュールを見たらわかるでしょうが、3月下旬からはエントリーシートを書き始めなければなりません。同時に筆記試験も進める必要があります。玉手箱フルコースなら1回1時間半は絶対にかかるし、テストセンターなら会場まで行く必要があります。
- 数十社にエントリーすると毎日タスク
仮に20社ESを出すとしましょう。ヤバいくらい時間がないです。(ちなみに、20社にES提出というのは、並の文系学生なら当たり前です。)3月1日からの1か月半で20社説明会に参加、ES執筆、筆記試験を受験します。45日で60のタスクです。3月以降、毎日何かしら就活のタスクをこなす必要があります。そしてもちろん4月からは面接の準備もしなくてはいけません。
はじめに:優先順位の付け方が勝負の分け目
3月以降で以降でテスト対策や基本的な企業研究をしてるやつは真正の愚か者です。そんなことはもっと前から自分で進めておけるのだから、わざわざこの時期にする必要がありません。
「物事の優先順位をつけられない奴は仕事が出来ない」。3月までに何から片付けるべきか考えましょう。先にやっておくべきことを後回しにして泥沼にはまる要領の悪い奴って一定数いるでしょう?そういう奴=頭が悪いってことです。
今後日本企業も無駄な残業は減らす方針なので(残業代が出なくなるかもね)、要領が悪いと運よく就活に成功しても入社後不幸になるかもしれません。就職活動を通して、時間の管理能力を鍛えましょう。また21卒就活生として、スケジュール感をアドバイスさせていただきます。
1・2月で企業研究・テスト対策を終わらせる
という訳で、“3月までに自分で出来ること”をお伝えしましょう。
- 企業研究
- テスト対策
この2点は確実に自分で先に進められるのだから、わざわざ3月以降にやる必要はありません。というか、3月以降にこんなことするヒマないから。
もう一度言いいます、“先に自分で出来ること”を3月以降にしてはいけません。3月以降は個別説明会で面接へ向けた最後の仕上げを行う時期です。
3月から始まるのは個別説明会
これが今回一番伝えたいメッセージでもあります。
“3月から説明会開始”という言葉に騙されるな。
企業がオフィシャルにマイページを開設し、個別説明会を開くのが3月からというだけで、非公式な(定義はわからんけど)イベントはずっと前からやっています。律儀に3月になってから就活を始める奴は、今頃「鬼滅の刃って何?」とぬかすくらい情弱です。
- 21卒向けの合同説明会は2019年のうちから普通に開催
マイナビやリクナビの開く、大量の就活生が押し寄せるような所謂“合説”ではなく、色んな就活業者が開くイベントのことです。総合商社、外資系、ITベンチャー、金融、総合デベロッパーなど、あらゆる業種が参加しています(さすがにニッチなBtoBメーカー、研究系なんかはいない)。
このイベントでは人事の採用担当(たいてい2, 3年目のぺーぺーの若造)が来て、業界全般と会社についてザックリした説明が行われます。営業担当は来ません。したがって、例えば商社なら実際に小麦のトレーディングやプラント開発をしてる人の話は聞けませんが、商社の基本的なことは十分にわかります(もちろん、商社以外の業界も同じ)。
- 3月から始まるのは個別説明会
一方、個別説明会では業界全般や会社の取り組みに関する大まかな説明はあるものの、メインは現場社員との座談会(直接質問できる場)です。
という訳で、3月の個別説明会が始まる前に基本的なことは押さえておいて、“社員から直接聞きたいこと”を個別説明会に聞きに行くのです。ここでESや面接で語るための“深い企業への理解”を得ます。
3月の個別説明会で「総合商社の魅力って何ですかぁ?」なんて役に立たない質問をして時間を無駄にする就活生は、他の就活生に迷惑なのでお引き取り頂きたいです(そこそこいるけどね。お前らどうせESでお祈りだからw)。
早いとこは4月から面接開始
「え?面接解禁って6月からじゃないの?」
こんなマヌケなことを言う就活生なんて一万人に一人くらいの希少な人材でしょうが、一応言っておきましょう。割と多くの大企業が6月より前に面接をするし、内定を出すから。経団連のルールを破ったって、罰則がある訳じゃないし、あくまで「こうしようね」というお約束に過ぎません。
6月解禁なんて言葉に騙される奴はアホ過ぎるので、就活も夢を見ない方がいいです。どうせ爆死するから。ちょっと調べれば6月面接解禁と言いながら、もっと早くに面接して内定を出している実態がわかるはずです。
あくまで日経大手向けのスケジュールです。管理人の受けたベンチャーは、夏のインターンで内定パスを貰って、2月の面接(ほぼ意思確認)で内定をいただくというスピード感でした。外資・マスコミも年明け面接など早いので注意。
まとめ
『 21卒就活生が過密スケジュールを毒舌に語りました 』現役就活世代の脂の載った言葉で、今後の就活のイメージがつきましたでしょうか。
- 早めに出来ることはドンドン進めておけ
- 2月で企業研究とテスト対策を終わらす
- 3月以降は死ぬほど忙しい
- 3月からは最終調整のみ!
- 早いとこは4月から面接開始
これが今回の大事なポイントです。22卒就活生は常に頭に入れておきましょう。常に21卒の過密スケジュールを意識して就活を計画的に進めましょう。
管理人は21卒ではありません。就活中に家に泊めていた21卒後輩がベース。(でも同じスケジュール)なので、22卒に言いたいことは同じです。
たびたび参考にさせていただいています。
ありがとうございます。